■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 【商品説明】 正絹・二代目久保田一竹作[一竹辻が花]の色無地です。
金通しの辻が花地紋に濃小豆色(こげ茶)が染められています。
二葉葵の一つ紋が薄紫の刺繍で入っています。
ソフトガード加工済みです。
重厚な三重織地が独特の風合いを醸し出される最高級の逸品です。
※紋の入れ替えも承ります。
[久保田一竹] 1917年10月7日生まれ。
友禅師の小林清に師事。
戦後シベリア抑留から帰国後その研究に力をそそぐ。
「一竹辻が花」とよばれる技法を発表して注目をあびる。
1977年:初の個展を開催。
以来、国内はもとよりヨーロッパ、北米においても展覧会を開催。
1990年:フランス政府より、フランスと世界に芸術的に影響を与えたということで[フランス芸術文化勲章シェヴァリエ章]を受賞。
1993年:文化庁より文化長官賞を受賞。
1994年:河口湖畔に自ら[久保田一竹美術館]を建設。
1995年6月より10月にかけてはカナダ・オタワ近郊のカナダ国立文化史美術館にて個展。
1995年11月〜1996年4月:現存作家の個展を過去一度も開催したことのないスミソニアン博物館にて個展を長期開催。
1997年:日本全国13都市にて巡回展を開催するとともに、7月には[久保田一竹美術館]の『新館』が完成。
2000年:ベルリンとウィーンにて個展を開催。
その後、久保田一竹美術館での創作舞台と連作「光響」の制作に全精力を投入。
2003年4月26日逝去。
享年85歳。
[一竹辻が花] 1937年、久保田一竹は20歳の時に出会った古の「辻が花」の小裂に魅了され、いつの日かこの染を復活させたいという思いにかられる。
その後、応召、終戦、そしてシベリアでの3年間に渡る抑留生活といった困難な時代を経、少しずつ「辻が花」の研究を開始。
1961年、現在の場所に一竹工房を開設し、ここを本拠地とし、本格的な研究に入る。
翌1962年、自身の創意工夫、「度重なる重ね染め・重厚な絞り・独創的デザイン及び色調」を基調とした作品を「一竹辻が花」と命名。
1977年、久保田一竹、60歳にして念願であった初の個展「久保田一竹展」が銀座ミキモトで開催。
久保田一竹が20歳で出会って以来40年、ようやく「一竹辻が花」を世に発表。
その後、国内外で多数の展覧会が開催され、「一竹辻が花」が開花。
[二代目 久保田一竹] 1955年生まれ。
久保田一竹の長男。
一竹工房及び一竹美術館の代表。
◆生地:正絹 ◆胴裏:正絹 ◆手縫仕立 【状態】 しつけ糸も付いている未着用品で染みや汚れなどはありません。
【寸法】身丈163cm/裄丈67cm/袖丈49cm/前巾25.5cm/後巾30cm 身丈4尺3寸/裄丈1尺7寸8分/袖丈1尺3寸/前巾6寸7分/後巾8寸 広衿/裄出し3cm可能/身丈は肩からの寸法です。
※裄出しは可能ですが、一竹の生地は裄出しすると筋が残ってしまいます。
裄出しご希望の方は、その旨、ご承知置きください。
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